ユダヤ式記憶術とは?記憶術全体の中でどんな位置づけか?
このサイトでは、私(早野悟)が実際に「ユダヤ式記憶術」を正規に購入し、使い続けてきた立場からレビューをお届けしています。
とはいえ、いきなり「ユダヤ式記憶術は〇〇です」と説明されても、そもそも記憶術というジャンル自体になじみがないと、ちょっとイメージしづらいですよね。
そこでこの記事では、記憶術全体の中で、ユダヤ式記憶術を位置づける説明をします。記憶術の全体像がわかると、なぜユダヤ式が「画期的」と言われるのかも、わかりやすくなると思います。
そもそも「記憶術」とはどんなジャンルなのか?
そもそもですが記憶術とはどういうものでしょうか。
記憶術とは、覚えたい事柄を、脳が記憶しやすい情報に変換して記憶する技術をいいます。丸暗記のようにひたすら繰り返すのではなく、「覚え方を工夫する」ことで覚えやすくするアプローチです。これが記憶術です。
この記憶術には2500年以上の歴史があります。古代ギリシア時代に誕生し、当時の弁論のテクニックとして使われ、発展してきています。
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記憶術は大きく「イメージ型」と「非イメージ型」に分けられる
歴史のある記憶術ですが、記憶術にもかなりの数があって約33種類にまとめることができます。これらの記憶術を大きく分けると、次の2タイプに整理できます。
- イメージ型記憶術
視覚的なイメージを頭の中に描いて覚える。場所法、ペグ法、ストーリー法など - 非イメージ型記憶術
言葉の意味や関係性をそのまま使って覚える。語呂合わせ、ユダヤ式記憶術など
記憶術を「イメージ型」「非イメージ型」と区分するやり方は、私(早野悟)のオリジナルの分け方です。→記憶術の種類
記憶術のほとんどは、実は「イメージ型」だったりします。イメージ型の記憶術とは文字通り、脳内に映像を浮かべるやり方です。だからこそ、「イメージを描くのが苦手で記憶術を挫折した」という方も意外と多いんですね。
ユダヤ式記憶術は「非イメージ型」の代表格
ところがユダヤ式はイメージ型記憶術ではありません。非イメージ型になります。
そもそもユダヤ式記憶術は、「生命の樹」というテンプレートに、知識同士の関係性(因果関係、対立関係、時系列など)を当てはめて整理しながら覚える記憶術です。
ユダヤ式ではイメージを描く必要がありません。補助的に、並行してイメージ型記憶術を使うことはあっても、ユダヤ式記憶術そのものは、イメージを使いません。
ですので「絵を思い浮かべるのが苦手」という理由で、従来の記憶術に挫折した人には、ユダヤ式記憶術を選択肢として知っておいてほしいんですね。
ユダヤ式記憶術のキモとなっている「生命の樹」の詳しい仕組みは、こちらの記事でくわしく解説しています。
▶関連記事:「生命の樹」とは?成り立ちと仕組みを徹底解説
ユダヤ式記憶術~従来の記憶術との違い
代表的な記憶術と比較できるように、ユダヤ式記憶術の特徴をまとめてみました。
| 記憶術 | タイプ | 得意なこと |
| ユダヤ式 | 非イメージ型 | 因果関係・論理関係のある知識を理解しながら体系的に覚える |
| 場所法 | イメージ型 | 大量の項目をイメージを使って記憶する |
| 語呂合わせ | 非イメージ型 | 年号や数字など、単発の項目を音の語呂(響き)で覚える |
| ペグ法 | イメージ型 | 数字やリストを順序立ててイメージで覚える |
このように代表的な記憶術を並べて比較すると、ユダヤ式記憶術は非イメージ型であり、なおかつ因果関係や論理関係といった物事の順序そのものを覚える点(これが「理解をともなう暗記」ということですね)に特徴があります。
こうした特徴は、従来の記憶術には無い性格です。同じ非イメージ型に区分できる語呂合わせとも違います。ユダヤ式記憶術が、他の記憶術とは原理が異なり、なおかつ他の記憶術が得意としない領域の記憶・暗記を担っていることもわかると思います。
ユダヤ式記憶術を実際に使って感じた新しさ
私自身、記憶術を使い始めて長いのですが、正直に言うと、ユダヤ式記憶術のような発想の記憶術には、これまで出会ったことがありませんでした。
「用語を機械的に暗記する」記憶術がほとんどの中で、「理解しながら体系立てて覚える」という発想は、記憶術2500年の歴史の中でもかなり異色です。
もっとも、13世紀のスペイン修道士であったラモン・ルルは、ユダヤ式と同じようなテンプレートを使った記憶術を考案していました。
しかしラモン・ルルが使っていたテンプレは円形であり、視覚的に今ひとつなところがあります。その点、ユダヤ式記憶術の生命の樹は、視覚的にもわかりやすく、知識の整理と体系的な理解に役立つメリットがあります。
知識を因果関係、時系列、論理関係といった順番で覚えるにあたって、ユダヤ式記憶術は重宝すると、経験的に感じています。
だからこそ、他の記憶術で挫折した経験がある方にこそ、一度検討してみてほしいと思うんですね。
まとめ|記憶術の特徴を踏まえてから選ぶのがおすすめ
以上、記憶術全体を踏まえて、ユダヤ式記憶術の特徴と、従来の記憶術との違いについてご説明しました。
記憶術には「イメージ型」と「非イメージ型」があり、ユダヤ式記憶術は非イメージ型の代表格として、理解をともなう暗記を得意としています。
自分に合う記憶術を選ぶには、まずその記憶術の全体像を知っておくことが望ましいと思います。ユダヤ式記憶術が自分に合いそうかどうか、具体的なやり方については、次の記事をお読みになってみてください。
▶関連記事:やり方|今日から始める4ステップ実践ガイド
⇒ユダヤ式記憶術の公式HPはこちら


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